一般社団法人日本ポルトガル協会

SOCIEDADE LUSO-NIPÓNICA

協会の沿革・歴代会長

日本ポルトガル協会の沿革

ポルトガルと日本の間には、1543 年(天文 12 年)にポルトガル船が種子島に鉄砲を伝えた時に遡る古い歴史があります。そんな中で特に文化的な面において発展させていくためには、両国交流の基盤となるべき団体として日本ポルトガル協会を作る必要があるという意見が芽生えてきました。そして政界財界人や様々な著名文化人、学者、元大使ら 90 名が発起人となり、1968 年(昭和 43 年)6 月 4 日の設立総会により日本ポルトガル協会が発足しました。翌 1969 年 5 月 31 日には「社団法人日本ポルトガル協会」へ移行し、事務局は三井銀行、経済関係は三井物産、文化関係は岩波ホールが責任を持って推進し、会長が統轄するという形で活動を進めました。

また、種子島、徳島、長崎ほか 16 世紀からのポルトガルとの交流の歴史にゆかりのある日本全国の地に協会を作るよう、各々連絡を取り合い協力し合う組織作りに努めてきました。現在は当日本ポルトガル協会のほかに日本全国に 11 の各地日本ポルトガル協会があります。

1983 年には三井物産が事務局(本部)となり、2006 年に根本特殊化学が事務局を引き継いで現在に至っています。その後 2013 年 4 月 1 日に一般社団法人へ移行しました。
「日本とポルトガル両国の文化及び経済の交流を促進し、親善に寄与する」という協会の目的に沿って、人の交流や文化の紹介、体験、そして最新のポルトガル情報の発信などを様々な機会、イベント企画を通じて推進しています。
ポルトガル大使館や関係諸団体とも連携を密にして歩みを続けています。

歴代日本ポルトガル協会会長

初代 柳 満珠雄(三井銀行社長)1968 年 6 月協会設立時
2代目八尋 俊邦(三井物産会長)1983 年 10 月就任
3代目熊谷 直彦(三井物産会長)2000 年 6 月就任
4代目高野 悦子(岩波ホール総支配人)2006 年 10 月就任
5代目清水 愼次郎(三井物産会長)2013 年 3 月就任
6代目池田 昌之(元三井物産常務取締役)2013 年 6月就任
7代目四宮 信隆(元ポルトガル大使)2014 年6月就任