21世紀の世界を担う言語ポルトガル語の、日本における学習のすそ野を広げ、未来を切り開く学生の活動を増やしていきたい、受け継いでいきたい、そんな積極的な学生さんたちが設立した学生の交流団体「Estudamos Português!」。 日本でポルトガル語を専攻できる全6大学(東京外国語大学、大阪大学、上智大学、京都外国語大学、神田外語大学、天理大学)の学生を中心に60名が参加しています。
活動の目的は、「日本国内で、ポルトガル語を専攻する、または学習する学生の交流を図り、今後の日本とLusofonia(CPLPポルトガル語共同体の国々)との懸け橋となる人材となるために努力・研鑽を重ねる」ことならびに、「ポルトガル語圏から日本に留学している学生との交流を図ることで、留学生のサポートを計る」ということにあります。
中でもユニークな活動の1つとしてポルトガル語に特化したフリーペーパーの発行を計画されています。このフリーペーパーは①ポルトガル語を専攻する大学に入学してきた新入生に、ポルトガル語の教育の現状をお伝えすること、②外国語を学びたいと思っている高校生などに、ポルトガル語の魅力を伝え、ポルトガル語人気を向上することを目的に発行するとのことです。ポルトガル語圏についてまずは知ってもらうこと、そのために情報を提供すること、地道な活動ですがとても大切なことだと思います。
若い世代の人たちが、自ら考え実行しようと動く姿は頼もしいですね。現在(3月1日から4月30日まで)、クラウドファンディングにてフリーペーパー発行のための資金を募集していますので、ご興味のある方は是非サイトをご確認下さい。(1口3000円から支援できます)
